簿記の勉強を始めるとき、意外と迷うのが電卓選びです。「どんな電卓を買えばいい?」「試験で使える電卓の条件はある?」と気になる方も多いと思います。
この記事では、簿記の勉強・試験に使う電卓の選び方を、商工会議所のルール(試験で使える条件)とあわせて解説します。価格別に3モデルを、簿記2級を持つ管理人が比較しました。
※掲載価格は2026年9月時点のもので、変動する場合があります。最新の価格はリンク先でご確認ください。試験で使用できるかの最終判断は、受験する試験の受験案内・受験票をご確認ください。
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後輩ちゃん:電卓って、どれでもいいわけじゃないんですか?
ピッポ:試験には使える条件があるんだ。基本は「12桁・早打ち対応」を目安に、四則演算の電卓を選べば安心だよ。まず条件から見ていこう。
結論|「12桁・早打ち対応」を基準に選ぶ
簿記の電卓は、桁数が多く、キーを速く打っても反応するものが使いやすいです。基準はシンプルに次の2点です。
- 12桁表示:簿記では大きな金額を扱うため、桁数が多いほど安心です
- 早打ち対応(キーロールオーバー):速く打ってもキーが取りこぼされにくく、計算が速くなります
試験で使える電卓の条件
商工会議所の簿記検定では、電卓は「計算機能(四則演算)のみ」のものに限られます。次の機能がある電卓は持ち込みできません。
- 印刷(出力)機能
- メロディー(音の出る)機能
- プログラム機能(関数電卓や、公式を記憶できる電卓など)
- 辞書機能(文字入力を含む)
一方で、日数計算・時間計算・換算・税計算・検算(音の出ないもの)は、使用が認められています。つまり、一般的な事務用・実務用の電卓を選べば問題ありません。関数電卓やスマホの電卓アプリは使えないので注意してください。
なお、ルールは変更される場合があります。受験前に、受験する試験の受験案内や受験票で最新の内容を確認しておくと安心です。
電卓を選ぶときのポイント
- 12桁表示で、早打ち(キーロールオーバー)に対応している
- 手のサイズに合い、ぐらつかない安定したもの
- GT(グランドトータル)キーやメモリーキー、ルートキーがあると便利
- キーの配置が見やすく、押し間違いしにくい
1.コスパ重視ならカシオ MW-12GT
まず1台を安く用意したい方に向く、12桁のミニジャストタイプです(約1,282円)。GTキーや税計算にも対応し、簿記の基本的な計算には十分な機能があります。コンパクトで置き場所を選びません。
向いている人:まずは安く始めたい方。3級の勉強用に1台を探している方。
2.定番サイズならカシオ JF-120GT
簿記でよく使われる、12桁のジャストタイプです(約2,093円)。GTキー・メモリー・税計算に対応し、キーが見やすく打ちやすいバランスの取れた1台です。長く使える定番モデルを探している方に向いています。
向いている人:標準的なサイズで打ちやすい電卓がほしい方。3級・2級を通して使いたい方。
3.本格派ならシャープ EL-N942
速く正確に打ちたい方向けの実務電卓です(約4,145円)。早打ち(キーロールオーバー)に対応し、押したキーを確認できるアンサーチェック機能も備えています。簿記2級以上や、長く使い込みたい方におすすめです。
向いている人:計算スピードを上げたい方。簿記2級以上や実務でも使いたい方。
電卓は早めに1台そろえて慣れておく
電卓は、勉強の早い段階で1台に決めて、普段からその電卓で練習しておくのがおすすめです。本番で慣れない電卓を使うと、思わぬミスにつながります。キーの位置を体で覚えるくらい使い込むと、計算のスピードと正確さが上がります。
テキスト・問題集もあわせて
これから始める方は、電卓と一緒に教材もそろえておくとスムーズです。簿記3級はおすすめテキストとおすすめ問題集、簿記2級はおすすめテキストとおすすめ問題集でまとめています。試験の全体像は簿記3級とは・簿記2級とはで確認できます。
まとめ|四則演算の電卓を1台、早めに用意しよう
簿記の電卓は、「12桁・早打ち対応」で、印刷や音・プログラム・辞書などの機能がない四則演算のものを選べば安心です。価格や好みに合わせて、まずは1台を早めに用意し、普段から使い込んでおきましょう。

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